理科の観察や実験を体験したあと、家庭では何をすれば学びが深まるのでしょうか。結論は、たくさん覚えさせるより、気づきを言葉にし、疑問を一つ選び、確かめた結果を残すことです。
江戸川区の科学教育センターは、区内在学・在住の小学5・6年生と中学生を対象に、観察や実験などを通じて科学への興味・関心を高める取組を行っています。また東京都教育委員会は、理科・数学・情報の知識活用や研究発表を扱う「Tokyoサイエンスフェア」を案内しています。身近な観察から発表まで、学びは段階的につなげられます。
ステップ1 見たことを事実と感想に分ける
観察後は「面白かった」で終わらせず、ノートを二つに分けます。一方には色、形、数、動きなど実際に確認した事実、もう一方には驚いたことや予想と違ったことを書きます。事実と感想を分けると、次の疑問を見つけやすくなります。
ステップ2 疑問を一つだけ選ぶ
「なぜ」「比べるとどうなる」「時間が変わるとどうなる」の形で疑問を作り、その中から家庭で安全に確かめられるものを一つ選びます。テーマを広げすぎず、観察する対象と条件を決めるのがポイントです。
ステップ3 結果を表や短い文章にする
日付、条件、分かったことを表にし、最後に「予想」「結果」「考えたこと」をそれぞれ一文でまとめます。正しい答えに到達できなくても、観察結果と考えを区別して説明できれば、理科の学びとして大切な一歩です。
西葛西・葛西の家庭での進め方
地域の科学講座や学校での実験に参加した日は、帰宅後10分だけ振り返り時間を取ってみてください。続けにくい場合は、写真を増やすより、気づきを三つ書くところから始めると負担を抑えられます。寺子屋SANITTOでも、観察した内容を文章や表へ整理する学習を、生徒の学年や得意不得意に合わせて支援します。


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