情報セキュリティを、自分の言葉と絵で伝える機会に
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、小中高校生等を対象とする「ひろげよう情報セキュリティコンクール2026」でポスター作品を募集しています。募集期間は2026年10月5日から11月4日(水)正午・日本時間まで。テーマは「サイバーセキュリティ対策9か条」です。2026年10月18日に公式募集要項を確認しました。
西葛西・葛西のご家庭でも、秋の家庭学習として、ネットを使うときの行動を考える入口になります。この記事では利用時間の長さではなく、困りそうな場面で何をするかを言葉にする方法を提案します。応募を前提にせず、家庭内で一枚のメモにまとめるだけでも構いません。
最初に、応募の条件を確認する
応募対象は国内の小学校・中学校・高校に在籍する児童生徒と、それらに相当する学校・学年の児童生徒等です。細かな対象範囲、作品規格、応募方法は公式募集要項とポスター部門の案内で確認してください。
作品は本人が一人で制作する未発表のオリジナルが条件です。他者のイラスト等を使わず、特定の商品・サービス名、ロゴ、実在の連絡先などを作品に入れないよう注意事項を確認しましょう。保護者は作品の利用や受賞時の情報掲載なども含めて要項全体を読み、参加するか判断してください。この記事は条件を全て列挙するものではありません。
学び方の提案:場面・行動・理由の三つに分ける
ここからはSANITTOとしての学習提案であり、主催者が定めた制作手順や審査基準ではありません。まずIPAの作品テーマ解説を読み、扱いたい対策を一つ選びます。画面をロックすること、不審なリンクを安易に開かないこと、困った際に相談することなどが紹介されています。
| 考えること | 家庭での問いかけ例 |
|---|---|
| どんな場面? | 端末を置いて席を離れるのは、どんなとき? |
| どう行動する? | 離れる前に、自分で何を確かめる? |
| なぜそうする? | その行動で、どんな情報を守りたい? |
最初からかっこいい標語を作ろうとせず、場面と行動を普段の言葉で書いてみましょう。実際のパスワードや友人の個人情報を例に出す必要はありません。架空の場面で考えられます。
学年より、本人が説明できる範囲で
小学生なら一つの場面を絵で説明し、中学生なら行動の前後を比べ、高校生なら短い言葉だけでは誤解されないかを点検する、といった進め方が考えられます。これは学年別の必須課題ではありません。本人が無理なく説明できる範囲から選んでください。
大人が完成形を描いたり、言葉を全部直したりするのではなく、「この絵では誰が何をしている?」「読んだ人には何をしてほしい?」と聞く方法があります。家庭内練習の会話であっても、実際に応募する場合の制作上の制限は公式要項を優先してください。
東京都の教材で、別の場面も考えられる
東京都教育委員会の「GIGAワークブックとうきょう」には、パスワード、突然表示されるメッセージ、情報の確かめ方、家庭でのルールなどを扱う教材が掲載されています。ビギナー・スタンダード・アドバンストの区分から、理解しやすい題材を一つ選べます。これはIPAの応募用紙や必須教材ではなく、別の公的な学習資料です。
分からない言葉があれば、その意味を確認してから作品に使いましょう。実際に不審なサイトを開いて確かめたり、設定の制限を外して試したりする必要はありません。学校から貸与された端末は、学校の利用ルールに従ってください。
受賞よりも「伝わるか」を確かめる
仕上げには、作品を見た人がどんな行動を思い浮かべるか、本人の説明と一致しているかを確認します。絵の上手さだけを比べず、自分が理解したことを他者に伝える機会として使ってみてください。参加による成績向上や受賞を保証するものではありません。
応募する場合は、締切が夜ではなく正午である点と、提出方法・作品規格を保護者と一緒に再確認しましょう。応募しない場合でも、家族で一つの安全行動を共有するところで終えて大丈夫です。
公式出典・確認日
- IPA:2026年度募集要項(公開日2026年9月4日、確認日2026年10月18日)
- IPA:作品テーマについて(公開日2026年9月4日、確認日2026年10月18日)
- 東京都教育委員会:GIGAワークブックとうきょう(公開日不明、確認日2026年10月18日)
募集内容は変更される場合があります。公開前・応募前に主催者の最新情報を確認してください。

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