2026年都立高校入試の平均点は?
中3が夏休み後半にやるべき5教科の勉強法
東京都教育委員会が公表した2026年入試の平均点と分析をもとに、 夏休み後半の学習で何を優先するかを5教科別に整理します。
2026年に実施された都立高校入試の共通問題の平均点は、 国語74.9点、数学60.4点、英語61.2点、 社会59.9点、理科66.7点でした。
ただし、 「平均点が低い教科から勉強すればよい」 という意味ではありません。
東京都教育委員会が公表している実際の問題と分析を使い、 自分が取れる問題・まだ取れない問題を分け、 夏休み後半の学習内容を具体化することが重要です。
2026年の都立高校入試、5教科の平均点
東京都教育委員会が2026年6月25日に公表した 「令和8年東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査」 では、教科別平均点は次のようになりました。
| 教科 | 2026年 | 前年 | 前年差 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 74.9点 | 75.0点 | -0.1点 |
| 数学 | 60.4点 | 60.4点 | ±0.0点 |
| 英語 | 61.2点 | 63.7点 | -2.5点 |
| 社会 | 59.9点 | 59.9点 | ±0.0点 |
| 理科 | 66.7点 | 59.2点 | +7.5点 |
2026年は、 英語が前年より2.5点低く、 理科は7.5点高くなっています。
年度によって問題内容は異なるため、 平均点の上昇・下降だけから 「簡単になった」「難しくなった」と 断定することはできません。
受験生にとって重要なのは、 平均点そのものよりも、 どのような力が求められているかです。
東京都教育委員会は国語について、 文章中の表現の効果を考える際に、 その考えを支える段落や部分へ着目する学習や、 具体例と書き手の主張との関係を考える学習の充実を挙げています。
つまり、
「何となくこう思う」
↓
「本文のこの部分を根拠にすると、こう考えられる」
へ変える必要があります。
夏休み後半は、 長文を大量に読むより、 記述問題を1問選び、 「答えの根拠は本文のどこか」を 説明する練習から始めるのも有効です。
2026年の数学の平均点は60.4点でした。 前年も60.4点です。
数学で夏休み後半に優先したいのは、 難問ばかりに挑戦することではありません。
まず、 これまで学習した範囲の基本問題について、 「解説を見れば分かる」ではなく、 何も見ずに解ける状態を増やします。
- 正負の数・文字式
- 方程式
- 関数
- 図形
- 確率・データ
2026年の英語の平均点は61.2点で、 前年の63.7点から2.5点下がりました。
この数字だけから 難化と断定することはできません。
ただし夏休み後半には、 単語・文法だけでなく、 英文を読んで内容を理解し、 自分で答えを作る練習も入れておきたいところです。
英作文では、 難しい英文を作ることより、 次の条件を確認します。
- 質問に答えているか
- 自分の意見があるか
- 理由があるか
過去問は「点数を測るもの」だけではない
中学3年生の夏に過去問を見ると、 まだ習っていない単元が含まれていることがあります。
そのため、 この時期に必ず100点満点で 時間を測って解く必要はありません。
夏は「診断材料」として過去問を使う
問題を見ながら、 次の4種類に分類してみてください。
すると、 「受験勉強を頑張る」 という曖昧な目標が、 次のような具体的な行動に変わります。
- 8月中に一次関数を復習する
- 英作文を週2題書く
- 社会の資料問題を週3問解く
SANITTOとしての見解|平均点ではなく「失点の原因」を見る
都立高校入試の平均点は、 受験勉強の参考になります。
しかし、 平均点が60点だから 「自分も60点を目指せばよい」 というものではありません。
応用問題で50点
最後まで解けず50点
この3つでは、 次に必要な勉強が異なります。
寺子屋SANITTOでは、 得点だけでなく、 なぜ失点したのかを分けてから 学習計画を立てることを重視しています。
西葛西・清新町周辺で 都立高校受験を考えている場合は、 夏休み後半を 「問題集を終わらせる期間」ではなく、 2学期以降に何を伸ばすかを決める期間 として使うことをおすすめします。
家庭でできる「1週間の受験診断」
まず5教科すべてを一気にやる必要はありません
1日1教科ずつ、 東京都教育委員会の過去問題を見ながら、 次の4種類を確認します。
週末に、 「9月までに戻る単元」を3つだけ 決めます。
教材を増やす前に、 現在持っている学校ワークや問題集で、 その3単元を復習してください。
よくある質問
2026年の都立高校入試で一番平均点が低かった教科は?
5教科では社会が59.9点で最も低く、 次いで数学60.4点、英語61.2点、 理科66.7点、国語74.9点でした。
平均点が低い教科を優先して勉強すべきですか?
必ずしもそうではありません。 平均点は受検者全体の数字です。 本人の答案や模試から、 得点を伸ばしやすい教科・単元を確認する必要があります。
夏休みに都立高校の過去問を解くのは早いですか?
問題形式を知り、 現在の課題を確認する目的なら早すぎません。 未学習範囲があれば飛ばし、 現時点で解ける部分を確認する使い方ができます。 東京都教育委員会は過年度の問題と正答を公式公開しています。
過去問で点数が取れなかったら志望校を変えるべきですか?
夏の一度の結果だけで判断する必要はありません。 未学習範囲や復習不足もあるため、 まず失点理由を分析し、 その後の模試や学習状況と合わせて判断します。
まとめ
平均点を見るだけで終わらず、次の学習へつなげる
2026年の都立高校入試の平均点は、 国語74.9点、数学60.4点、英語61.2点、 社会59.9点、理科66.7点でした。
大切なのは、 数字を見て一喜一憂することではありません。
この流れを作ることが、 夏休み後半の受験勉強につながります。


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